西田さんに相談した。

5月25日 18時 緊急事態宣言が撤回された。

緊急事態宣言が撤回された直後に動こうと考えていた僕は、

翌日すぐに西田さんに連絡を入れた。

 

 

 

昼休みのランニングを終えて、広域Gにいた時と同じ様に

昼ごはんが終わったくらいタイミングを見計らって

imessageを送った。

 

 

 

悩んでいることがあり、相談したい。

もしよければ直近で時間をもらえないか。

そんな内容だった。

 

 

 

imessageを送った後は、

「ちゃんと返事くるかな」

そんな言葉が脳内をループしていた。

 

 

 

その後、急に業務用端末に着信があった。

「すぐいきまっせ」と明るい声で言ってくれた。

金曜に品川で会うことを約束し、電話を切った。

 

 

 

そして昨日、無事にあって話をした。

自分なりに自分の気持ちも伝えた。

記憶が薄れないうちに今自分が感じていることを書いていこうと思う。

 

 

 

一通り、西田さんの近況を聞いたあとに、自分のことを話をし始めた。

残業が多いこと。休憩を入れることが蔓延していること。

組織としていけていないこと。体が蝕まれている可能性があること。

 

 

 

そして何より、「西田さんに引っ張ってほしい」と思っていることを伝えた。

人間として尊敬していること、もう一度一緒に働きたいことを伝えた。

難しいと思っているが、自分なりに気持ちを伝えようと思ったことを伝えた。

 

 

 

少し話を聞いた後に「気持ちだけ受け取っとくわ」と言った。

引っ張ってもらえることを期待していなかった訳ではないけど

なんとなく答えはわかっていた。

 

 

 

その理由はいくつかあった。

 

 

 

西田さんがサラリーマンの転機になったのは、30代らしい。

これからの10年間は、人生観が大きく変わる10年間。

結婚もあれば、異動もある。まだ見ぬ偉人にも出会う。

 

 

 

この多感な時期に、いろんな世界を見た方がいいということ。

狭い視野じゃなく、広い世界を見て、自分の経験値にすること。

仮に今の様に沈む時期があったとしても、その後大きく伸びるかもしれない。

 

 

 

だから、今が全てだと思ってはいけないし

過去が全てだと思ってはいけないということ。

 

 

 

これは言われた通りだと思った。

今みたいな環境から出ることで、また新たな出会いがあるだろう。

そこから学ぶこともあるし、影響を受けることが

人間としての幅を大きくしてくれると思った。

 

 

 

2つ目は切り札はまだ出さないということ。

転職することや、尾田さんへの相談は時期尚早だということ。

 

 

 

転職する覚悟(やめる覚悟)があるのであれば、

一発大きな花火を打ち上げてやめるべきであること。

 

 

 

自分が今やっている働き方改革の部署や、労働組合を使って

他人のふんどしで脱出を図るべきだということ。

 

 

 

そして、ツテでの異動はまだ切り札として持っておけと言われた。

それは、借りを作ることで一生その人の下で働かなければいけないこと。

また発言権を奪われてしまうということ。

 

 

 

「異動させてやったんだから、文句言うなよ」って

言われたら何もいえなくなる。

確かにそれは言う通りであると思った。

その分、雑に扱われる瞬間もでてしまうということだ。

 

 

 

最後に1人前になって、価値観を固めるべきだということ。

 

 

 

結婚して半人前、子供ができて1人前。

1人前になって守るべきものを手に持って、仕事と天秤にかけてみる。

天秤にかけたときに、仕事が勝てばそのときに転職すればいい。

但し、今とは間違いなく価値観は変わるということ。

 

 

 

自分のキャラをどの様に確立してくか。

西田さんは常に異端児っぽく居たいという思いがあるらしい。

僕も営業時代はそうだった。

 

 

 

きっと西田さんに憧れていた部分があるのだろう。

近くにいなくなって、話をすることは愚か、姿を見ることさえなくなった。

自分のあるべき姿が身近になくなり、自分自身を見失っていたのかもしれない。

 

 

 

自分の憧れた姿を改めて見て、勇気をもらった。

もっとずる賢く、他人のふんどしで相撲を取り、自分を高く売る。

今一度あのときの感覚を取り戻そう。

 

 

 

I WILL. LIFE is mine.